アスト時計探しの旅(Part4)

皆さんこんにちは、アストです。
今回は、また銀座に行ってきたので、アスト時計探しの旅やりますよ。
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前記事「アスト時計探しの旅(ドレスウォッチ編)」
本題の前に一つ宣伝をさせて下さい。
趣味の世界で知り合うことになりました、機械式時計とウイスキーと焼酎を愛する「はせじ」さんが運営する「時計好きアラサーブログ」のご紹介です。
時計の魅力を知ってもらうことと同時に、発信を通じて時計の魅力を再発見したい。
若い世代として時計業界を盛り上げたい。
をテーマにブログを運営していらっしゃいます。
「歳相応の時計とは何か」「時計購入を妨げるハードルは何か」というような難しい話題に対しても、鋭く深い考察がされています。
気軽な気持ちで一読をオススメします。
私のサイト上にある「Partners」にも紹介文とリンクを作成しましたので、詳しくはそちらへどうぞ。
では、1本目行きましょ〜。
IWC 「ビッグパイロットウォッチ」
IWC伝統の「パイロットウォッチシリーズ」から、46mmの大型モデル「ビッグパイロットウォッチ」シリーズの一本です。
ビッグと名のつく通り、ケース径46mm、ケース厚さ16mmと抜群の存在感です。
防水は6気圧、耐磁軟鉄製のインナーケースによって耐磁性も備えます。
ムーブメントはIWC自社製51111キャリバー。
クロノメーター規格よりも厳しいと言われるIWC自社検定をパスする高精度。
手巻き式で、七日間のロングパワーリザーブを備えます。
そしてこの時計の何より優秀なポイントが、その視認性。
文字盤の大きさによる物理的な見やすさはもちろんですが、反射の少ないマットな黒文字盤に真っ白なアラビアインデックスを合わせたハッキリとしたコントラストは非常に見やすいです。
インデックスのみでなく、時針、分針、秒針も真っ白。余計な色使いが一切されておらず、「よく見える」という機能性のみが極限まで磨き上げられています。
その視認性と堅牢さ、耐磁性、まさに「男の時計」です。
欠点があるとすればやはりその大きさでしょうか。
前回の「カジュアルウォッチ編」で、「ナビタイマー01 46mm」と「ルミノール1950 47mm」をご紹介しましたが、ほぼ同じサイズでありながら非常に収まりが悪いです。
「ナビタイマー」と「ルミノール」を腕に乗せた写真が「カジュアルウォッチ編」にありますので、比較していただけるとわかりやすいですが、ビッグパイロットウォッチは全然腕にフィットしていません。
恐らく厚みの問題かと思いますが、やはりこの手の時計はトレーニング必須ですね。
続いて2本目は
ブライトリング「スーパーオーシャンヘリテージ II 46mm」です。
こちらは今年の新作で、従来のスーパーオーシャンヘリテージをブラッシュアップしたモデルになります。
今回新たにチュードル製のムーブメントを搭載しています。
ブライトリングなので、もちろんクロノメーター規格をパスしていますよ。
逆回転防止ベゼルには新たにセラミックを採用し、傷にも強くなりました。
この時計の良さは、ブライトリングの中では珍しくデザインが控えめなことです。
インデックスもベゼルもバーとなっており、涼しげなメッシュブレスと合わせて、ダイバーズでありながら非常に上品です。
欠点をあげるとするなら、ダイバーでありながら視認性が悪いことでしょうか。
控えめなデザインが強みと言いましたが、バーインデックスは視認性が悪く、文字盤全体の夜光塗料の量も少ないです。
防水性も200mと少し控えめで、海に持って行ってガシガシ使い倒すには少し不向きな気がします。
とはいえ、このモデルはヘリテージな意匠を楽しむ時計です。
日常生活では十分な性能ですので、そこは好みになるかと思います。
3本目は私アスト大注目
ジャガールクルト「レベルソ クラシック ラージ スモールセコンド」です。
ジャガールクルトの定番ライン「レベルソ」から、手巻き式ムーブメントが復活です。
ジャガールクルトが誇る名作ムーブメント822を搭載。
ジャガールクルト自慢の1000時間コントロールをパスする超高性能ムーブメントです。
角形ケースとシンプルなアラビアインデックス、文字盤のギヨシェ、青いバトン針といったレベルソ伝統の意匠は今後も色褪せることはないでしょう。
また、レベルソ特有の反転文字盤を備えており、裏にはお好みの文字や絵柄をエングレービングすることが出来ます。
手巻きになったことによって価格も抑えられ、もはや言うことなしです。
ただ一つ気になることがあるとすれば、「合わせ目」ですかね。
レベルソの構造上仕方ないのですが、ケースを半分づつモナカしているため、ケースの側面に「合わせました」って感じの筋が出来てしまうんですよね。
高級時計はムーブメントも大切ですが、外装もそれ以上に大切。
もう少し頑張って欲しいなと思ってしまうところではありますね。
いかがでしたでしょうか。
今回はこんな感じです。
皆様の時計選びに少しでも役立てれば幸いです。
以上、アストでした。