どれも同じに見える?パネライの細かな違いを解説Part3「文字盤、機能編」後編

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みなさんこんにちは、アストです。
前回に引き続き、分かりづらいパネライの細かな違いに関する解説です。
今回は「文字盤、機能編」後編です。
前回の記事で、スタンダードなルミノールとそのエントリーモデルである「ロゴ」に関して解説しました。
今回も文字盤レイアウトの違いと、それによる時計の機能の違いに関して解説していきます。
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ではいきましょう。
今度はPam01024です。「REG.T.M」表示の無い、ルミノールケースのサブマーシブルです。
今度は3時側にデイト表示が付きました。スモールセコンド秒針と合わせて更に実用性アップですね。うん。わかりやすい。じゃあ次。
とはなりません。
実はパネライでは、デイト表示がついたモデルでは更なる実用性アップ機能が付与されるのです。
自動巻です。
前回、パネライは手巻き時計が多いという話をしましたが、自動巻のモデルももちろん多くラインナップされています。パネライではこの内部機能の違いを見た目で簡単に見分けられるようになっていて、それがデイト表示というわけです。
実はこのデイト機能、「ルミノールケース」と「1950ケース」を見分けるためにも使うことが出来て、「ルミノールケース」の自動巻モデルにはサイクロップレンズ(デイトを拡大表示するレンズ)が付きます。
一点補足ですが、「デイト有り=自動巻」の法則は、「ラジオミール1940」や「ルミノールドゥエ」、「一部先進型、多機能モデル」等に例外が存在していますので、完全ではありません。その場合、デイトが無くても6時位置に「Automatic」表記があったりします。結局はムーブメントによる部分になるので、ムーブメントの系統にも目を通しておくと良いと思います。
しかし何度も言うように、数字の揃った手巻きの2針がパネライの源流。マリーナのスモールセコンドは許されることが多いですがここまで来てしまうと愛好家にイチャモンを付けられがちです。実用性を取るか伝統を取るか。皆さん各自の好みで決めていただければと思います。
ちなみにですが、サブマーシブルは全てこのデイト着き自動巻モデルになっています。何故かと言うと、ダイビング中にパワーリザーブが切れると死んでしまうからです。仮に手巻きだったとして、途中でリザーブ切れに気づいても防水性の問題から水中でのリューズ操作は出来ません。
「ベース」や「マリーナ」も300mの防水性能を持っていますが、命を大事にするならこのモデルでは潜らない方が良さそうですね。
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続いてPam00423。1950ケースの3日巻きスモールセコンドです。
突然現れた扇型の表示。これは何でしょう?表示は0〜72まで。一体何に使うのでしょうか?
これはパワーリザーブインジケーターです。
手巻きで巻き上げた3日分(72時間)のゼンマイ残量を、扇型の表示が教えてくれます。
手巻きのパネライではなかなか嬉しい機能ですね。ゼンマイ残量が一目でわかるので巻き忘れによる止まりも起こりにくく、非常に実用的です。
リザーブ付けるならスモールセコンド要らなくないかなと思ってしまうのは私が「ベース」派だからでしょうか……
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こちらもパワーリザーブのモデルで、Pam00233です。
先ほどの423と違い、こちらは3重香箱の8日巻きモデルです。
こちらではパワーリザーブインジケーターの形が変わり、横長の一直線な表示に変わります。
何となく残量計っぽさが増して私は好きです。
補足ですがこのパネライ、先ほどの「デイト有り=自動巻」の法則の例外の一つで、デイト付きですが手巻き式のCal.P.2002を搭載しています。
ちなみに、これらのように文字盤上にパワーリザーブ表示があるモデルを「表リザ」「表リザーブ」と呼んだりします。覚えておいてください。
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続いてこちらはPam00422。3日巻き「1950ケース」の「マリーナ」です。
特に目新しいものは見当たりませんね?普通のマリーナに見えます。
実はこのモデル、裏側に秘密があります。
先ほどの423と233、なんて呼ぶんでしたっけ?ピンと来たあなたは勘が良いですよ。
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こちらが422の裏蓋です。
0〜3の表示がある扇状のインジケーター。
もう分かりますね。このモデルは裏側にパワーリザーブインジケーターが付いています。
さっきのは「表リザ」なので、今回は「裏リザ」です。
パネライ伝統の意匠を出来るだけ壊さないよう、メーカー側の精一杯の配慮と言うか努力が見えます。なんとも素晴らしい。パネライのイノベーションですよこれは。
いかがでしたでしょうか。
よく話題に上がる基本的な機能に関して解説しました。
他にもGMT、クロノグラフ等の機能もありますが、そちらは視覚でわかりやすいので今回は割愛させて頂きました。
最近のパネライだと、最新のムーブメントを搭載したモデルはスモールセコンドが水色だったりします。
それらに関しても、近々記事にしたいと考えています。
以上、アストでした。
関連記事「どれも同じに見える?パネライの細かな違いを解説Part1「ケース編」」
関連記事「どれも同じに見える?パネライの細かな違いを解説Part2「文字盤、機能編」前編」
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