どれも同じに見える?パネライの細かな違いを解説Part2「文字盤、機能編」前編

みなさんこんにちは、アストです。

前回に引き続き、分かりづらいパネライの細かな違いに関する解説です。

今回は「文字盤、機能編」前編です。

 

前回の記事でモデルごとのケースの違いと見分け方に関して解説しました。

今回は文字盤レイアウトの違いと、それによる時計の機能の違いに関して解説していきます。

 

via www.panerai.com

まずは基本の定番機からいきましょう。

前回も登場しました、Pam00560。ルミノール系の定番モデルですね。

前回の復習ですが、リューズプロテクターがあり、「REG.T.M」の刻印が無いので「ルミノールケース」ですね。覚えてましたか?

 

そして、この「ルミノールケース」に「2針」のモデルはルミノール「ベース」と呼ばれます。

全ての基本となるスタンダードなモデルという意味で「ベース」です。覚えやすいですね。

パネライのモデルは全てこの「ベース」が基本となります。

他の特徴としては、「裏蓋スケルトン」「300m防水」「手巻きムーブメント」等があります。

 

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次に解説するのはこのタイプ。

Pam00510。こちらも定番ルミノールの一角です。

先ほどのルミノール「ベース」と比較して、文字盤に何かが増えていますね。

このモデルでは「スモールセコンド」と呼ばれる小さな秒針が文字盤の9時位置に備わっています。

 

この「ルミノールケース」に「スモールセコンド3針」を備えたモデルはルミノール「マリーナ」と呼ばれます。

12、3、6、9の文字がしっかりと残った2針のモデルがパネライの源流ですが、実用性の面からスモールセコンド秒針を追加したのがこの「マリーナ」です。

「マリーナ」には、実用面で「ベース」に対する絶対的な利点が一つあります。それは、スモールセコンド秒針を使って時計がちゃんと動いているかどうか確認できると言う点です。

パネライは手巻きモデルが多いため、ゼンマイの巻き忘れによる止まりが起こることがあります。現行のスタンダードモデルでは8日巻きのロングパワーリザーブが一般的になっていますが、手巻きである以上巻き忘れは起こり得ます。

そんな時、2針では止まっているのか動いているのかの判断が難しいですが、秒針が付いていれば一目瞭然です。

数字の揃った2針モデルにこだわりを持つパネライ愛好家の方々でさえも、スモールセコンドまでなら許してもいいと言う方が多く、販売面でも非常によく売れるそうです。

こちらも「ベース」と同様、「300m防水」「裏蓋スケルトン」「手巻きムーブメント」等の特徴を持っています。

 

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続いてこちら。Pam00773です。

あれ?さっき見たよ。「ベース」じゃない?と思われた方。合ってますよ。

おそらくこれがパネライへの理解をややこしくする大きな一因となっているモデル、「ロゴ」です。

さっき出てきた「ベース」と比較して、6時位置に「OP」と書かれたオフィチーネ・パネライのロゴが追加されているのがわかりますでしょうか?このロゴは、パネライの中で「エントリーモデル」に位置付けられているモデルに存在する表示です。

つまりこちらは先ほど紹介した「ベース」の廉価版、「ベースロゴ」です。

「8日巻きから3日巻きへのムーブメントのグレードダウン」、「300m防水から100m防水への防水性能の低減」、「裏蓋スケルトンの廃止」、「サンドイッチ文字盤ではなくプリントインデックス」等によるコストカットで比較的お求めやすい価格を実現し、手軽にパネライのエッセンスを体験して貰おうと開発されたのがこの「ロゴ」モデルです。

 

パネライはそのケースの大きさや人を選ぶデザインの割に、なかなか手を出し辛い値段の時計ですから、お求めやすい価格設定のされた「ロゴ」モデルは、手軽にパネライを楽しんでみたいという方々には人気で、こちらも「ベース」や「マリーナ」と並んで、長く定番の座を守り続けています。

特に、最近のパネライは44mmのスタンダードモデルでサンドイッチ文字盤を廃止してしまいました。過去のモデルでは、プリント文字盤の「ロゴ」とサンドイッチ文字盤の「ベース」という住み分けがされていたのですが、今では見た目で大きな差は無くなっており、「ロゴ」モデルの需要が大きくなっているような気がします。

今回紹介したのはベース「ロゴ」のみですが、「ロゴ」モデルは「マリーナ」にも存在します。その場合マリーナ「ロゴ」ですね。

 

 

いかがでしたでしょうか。

前編はここまで。パネライ定番のルミノールに関して、「ベース」と「マリーナ」。そしてその廉価版である「ロゴ」に関して解説しました。

後編では、レイアウトによって変わる時計の機能に関してもう少し詳しい話をしたいと思います。

 

以上、アストでした。

 

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