ORIENT 「オリエントスター モダンスケルトン」

via http://www.orient-watch.jp/
皆さん初めまして。アストと申します。
私アストのOurWatches最初の投稿は
ORIENT 「オリエントスター モダンスケルトン」です。
私も愛用のこのモデル、簡単に紹介していきたいと思います。
via http://www.orient-watch.jp/
オリエントはセイコーエプソンの子会社で、安価ながら高精度なムーブメントで知られる国産時計メーカーです。カジュアル感強めな斬新スタイルから、ビジネスやフォーマルでも使える定番スタイル、更には懐中時計まで、幅広いラインナップを取り揃えています。
また、機械式時計に強いこだわりを持っており、ムーブメントの動きを見ることのできるスケルトンスタイルや、機械式時計には嬉しいパワーリザーブ機能など、機械式時計愛好家が思わず「わかってる」と言いたくなる。そんな魅力的な企業です。
今回紹介する「オリエントスター モダンスケルトン」は、スモールセコンドの一般的な三針レイアウト、オリエントお得意のパワーリザーブ、12時位置のみローマ数字にしたシンプルなバーインデックス、そして、モデル名にもなっている、モダンスケルトンスタイルを備えた、オリエントのスタンダードラインである「オリエントスター」シリーズの1モデルになります。
この「オリエントスター モダンスケルトン」何と言っても全てが「絶妙」なんです。
せっかくのスケルトンスタイルを殺さない最低限な色使いとレイアウトでありながら、インデックスには立体感があり、光を反射してキラキラと光ります。
そして何より私が評価したいのが、この「モダンスケルトン」というスタイルです。
テンプのアップ画像ですが、わかりますでしょうかこの「絶妙」さ。
この「モダンスケルトン」、見たいけどよく見せてくれないんです。
これはブレゲのトラディションというモデルですが、程度の差こそあれ基本的に「スケルトン」としているモデルの時計は、見たいところは見えるように作られています。
しかし「モダンスケルトン」では、「見たいけど見えない」んです。
時計の心臓であるテンプは奥まった位置にあり、さらには何やら幾何学模様的な網のようなものが被さっています。
テンプのすぐ横にある脱進機の動きも、動いているのは見えるのですが半分は文字盤に隠れてしまっています。
他の透け部分も、もっと大きく切ってもいいのにと思わせる小窓っぷり。絶妙なまでに「見たいけど見えない」。
露出は少ないのに、確実に女性らしい柔らかさと曲線感を感じさせる。そんな素敵な女性のようです。
価格も定価で10万超えませんし、機械式に興味を持ち始めた、それなりにいい時計が欲しい、そんなあなたにもぴったりな時計です。
絶妙な「エロさ」を醸し出す。「オリエントスター モダンスケルトン」
あなたも一本、いかがでしょうか?
以上、アストでした。