キングスマンに学ぶ。カッコよくて上品な紳士の装いとは?

皆さんこんにちは。アストです。

今回は、カッコよくて品のある紳士の装いについて、考察させて頂きます。

 

私アストは先日TSUTAYAで、映画「キングスマン」をレンタルしてきました。

私の好きな映画でもう何度も観ているのですが、近々新作も公開されるとのことなので、久しぶりに観たくなりました。

軽快で派手なアクション。厨二心をくすぐる設定。サミュエル・L・ジャクソンが演じる魅力的な悪役。

そして何より、主演コリン・ファースとタロン・エガートンの、バッチリ決まったスーツ

今回はそこから、カッコいい紳士の装いについて少し勉強してみましょう。

 

主演コリン・ファース演じる、ハリー・ハートです。

スパイ組織「キングスマン」は、ロンドンの「サヴィルロウ」にある高級テーラー「キングスマン」を本拠地としています。

「サヴィルロウ」は古くから高級テーラーの立ち並ぶ紳士の街で、「サヴィルロウ」がなまって「背広」になったというお話は、スーツ好きの方々には有名な雑学ですよね。

そんな街に本拠地を持つだけあって、仕立ての良いスーツを身にまとう姿はまさに紳士そのものです。

 

では、紳士のスーツとは一体どんなものなのでしょうか。2人のスーツを見てみましょう。

コリン・ファースもタロン・エガートンも、スーツの前留めはダブルブレストになっています。

ダブルブレストスーツは、なんとなくおじさんっぽいという印象を持たれている方が多いかと思います。

確かに、使う布の量が増える分厚みが増すため、サイズ感が悪いとぼってりとして非常にかっこ悪いです。

しかし見てください。ダブルブレストを着こなす「キングスマン」の格好良さ。

普通のシングルスーツでもそうなのですが、ダブルブレストスーツにおいて最も大切なのが「サイズ感」「逆三角形のシルエット」です。

襟から肩にかけてガシッと広く、そしてウエストから足元に向かってシュッと細く。

イタリアスーツのようなスマートなラインとは違い、イギリススーツというのはガッシリとした男らしいラインが特徴です。その姿は「現代の鎧」と表現される事もあり、まさに戦う男の装い。キングスマンにピッタリですね。

ある程度鍛えられていなければそう簡単には行かないかもしれませんが、しっかりと体のラインに合わせてスーツを仕立てれば、ダブルブレストスーツほど重厚な威厳と貫禄を見せられるスーツはありません。

 

続いて足元に行きましょう。

「ブローグではなくオックスフォード」

こちら劇中に登場する合言葉です。

ブローグとは靴に施される飾り穴のこと。オックスフォードとは革靴の種類のことです。

ブローグは主にオシャレ革靴に用いられる装飾用の穴のことで、あるとオシャレなのですがカジュアルな印象が増してしまいます。

キングスマン達は黒い内羽根式のストレートチップを履くのですが、この形はオックスフォード靴の中で最もフォーマルで格式高い形です。

紳士であるなら、余計な飾りはせずにフォーマルで格式高い靴を履きなさい。

ということですね。

 

次に小物です。

紳士たるものスーツを濡らしてはいけません。傘を持ちましょう。

仕立てのいいスーツとオシャレな傘はセット品。ビニール傘では格好がつきません。

私も傘欲しいです。

 

そして眼鏡。

スーツに似合うのはやはりコンサバティブなウェリントン型ですね。

あるとなんだか顔の印象が柔らかくなっていいですね。上品な紳士って感じです。

 

忘れてませんよ。腕時計。

メーカーはイギリスの機械式メーカー「ブレモン」

レザーバンドと、ケースはピンクゴールドでしょうか。

スーツにレザーバンドは外せませんが、ガチガチのドレスウォッチではなく、あえてクロノグラフやGMT機能が付いているのも、上手に外しが効いていてオシャレですね。慣れてる感じです。

 

 

いかがでしたでしょうか。

「キングスマン」に学ぶ。紳士の装い。

私も彼らのように、スーツをバッチリ着こなす上品な紳士になりたいものです。

 

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以上、アストでした。

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