神様=人間?新しい何かを生み出す時、大切なのはどんなことなのでしょうか。

みなさんこんにちは、アストです。

今回は、人生観のお話です。

みなさんは「神様を思い浮かべてみて」と言われたらどんな姿を思い浮かべますでしょうか?

宗教のような堅苦しい話ではありません。なんとなくで良いので、皆さん思い浮かべてみて下さい。

 

みなさんは今、どんな神様を思い浮かべていますでしょうか?

サムネイル写真のような白いおじいさんでしょうか?それとも神龍のような架空の生物でしょうか?

記事の最初にこんなことを聞いたのには理由があります。

 

皆さんは「神様は皆人間の形をしている」という話をご存知でしょうか?

 

via Wikipedia

写真の立派な像のモデルは、かの有名な「ポセイドン」。

ギリシャ神話の海と地震を司る神様です。

見ての通り、神様なのに普通の人間の形をしていますね。

 

via Wikipedia

続いて、インド神話の「象頭神ガネーシャ」

頭が象の形をしていたり、腕の数が多かったりという特徴はありますが、ベースは人間であることがわかると思います。

頭のモチーフとなっている象も、特段珍しくもない動物の一種です。

 

神様というのは、人智の外にある存在です。

もっと禍々しくて神々しい、言葉では表せないような異形の姿をしていてもいいのではないでしょうか。

しかし、どの神様も人間の形をしている。

それは、「人間が人間以上に優れた存在を知らないから」です。

 

中には、「神が人間の形をしているのではなく、神が自らのコピーとして人間を生み出したのだ。」という神話もありますが、これこそまさしく「人間が人間以上に優れた存在を知らない」ということの証明です。

「人間=神様」なのです。

 

前置きが長くなってしまいましたが、この話の本論は「自分が知らないものは生み出せない」というところにあります。

人智を超えた存在である神様をどんなに頑張って作り出そうとしたところで、結局は人間や動物、植物、その他人智の及ぶもの達をモチーフにするしかありません。

新しいものを生み出すときは、必ずそれまでに積み重ねて来た経験からイメージやインスピレーションを引っ張ってくるしかないのです。

 

つまるところ、もしみなさんが将来起業したいとか、世の中を変えたいとか、何か新しいことがしたいと思った時、それまでどんな人生を送って来て、どんな経験をして来たのかということが大いに関わってくるということです。

新しいことを始めるということはつまり神を作り出すということ。

神を作り出そうとした人間がイメージできた最高の存在は人間だったのかもしれませんが、あなたが何か新しいことを始める時イメージできる最高は一体何ですか?

知らないものは生み出せない。なら、知るしかない。

 

前回記事にしましたが、人生はドラクエのようなものでいろんな経験を積み重ねて人は成長していくのです。

小さなことから大きなことまでいろんな経験をして、いろんなことを知り、そしていつの日かそれらの経験を総動員して自分自身の神を作り出す。

新しい何かを生み出すというのは、そういうことなのではないでしょうか。

 

以上、アストでした。

 

 

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