機械式なのにデジタル⁉︎ A.ランゲ&ゾーネ 「ツァイトベルク」

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みなさんこんにちは。アストです。
今回は
機械式なのにデジタル⁉︎ A.ランゲ&ゾーネ 「ツァイトベルク」
です。
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A.ランゲ&ゾーネ 「ツァイトベルク」は、機械式時計ながら、3枚のディスクによってデジタル式時刻表示をする時計です。
ランゲの時計開発者たちはこの「ツァイトベルク」の開発にあたって、これまでの機械式時計としての一切の先入観を捨て去り、機械式であるという点以外のありとあらゆる項目を吟味し直しました。
その結果、現代の腕時計の中でもっとも先進性の光る、デジタル時刻表示式時計を機械式で作るという発想に至りました。
機械式で動作する「瞬転数字式時刻表示」は、これまでの常識を覆すコンセプトであり、これまでに様々な賞が授与されています。
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デジタル式機械時計のコンセプト自体は、過去にも試みられてきました。
しかし、本当の意味で信頼性のある「瞬転数字式時刻表示」が実現された例はありませんでした。
みなさんがそれぞれ愛用している時計の中で、デイ表示がある時計は多いかと思いますが、24時間にたった一回、日付が変わるその瞬間にディスクを一段階回転させるだけでも、時計にとっては大仕事なのです。
というのも、この手のディスクは時計の部品の中で、特に大きく重たい部品です。
ゆっくりと回転するムーンフェイズのディスクならいいのですが、この大きな部品を、時間が切り替わるその一瞬のタイミングで動かして数字を切り替えるには、非常に大きなエネルギーが必要になるのです。
「ツァイトベルク」はその技術上の難題を、特許技術となっている、強力なエネルギーを生み出す香箱と、表示が切り替わるタイミングを正確に制御する動力制御メカニズムによって克服しました。
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結果、「ツァイトベルク」は、時と分を瞬時に切り替わる数字によって表示する、初の機械式時計になりました。
その革新的なコンセプトは型破りなデザインにも現れており、最も特徴的なのはタイムブリッジです。
タイムブリッジは、ムーブメントの一部であると同時に、時分窓とスモールセコンドをまとめるフレームとしての機能を果たしています。
ムーブメントは手巻き式で、タイムブリッジ上部にはパワーリザーブ表示があり、独特の文字盤デザインでありながら、表示される情報は最低限にまとまっています。
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「ツァイトベルク」は、時刻表示をするだけのシンプルなものと、ミニッツリピーター機構、ストライキングタイム機構、デシマルストライク機構を備えたモデルがそれぞれ存在します。
ミニッツリピーター機構は、みなさんご存知の通り、音で現在時刻を知らせてくれる機能ですね。
ストライキングタイム機構というのは、15分に一回音を鳴らして時間の経過を知らせてくれる機能です。
正時にゴングを鳴らし、音色を変えて15分、30分、45分にもゴングを鳴らします。
デシマルストライクは、仕組みはストライキングタイムと同じですが、こちらは10分感覚になります。
ストライキングタイム機構とデシマルストライク機構はオフにすることも可能で、観劇や映画鑑賞のような音を立ててはいけない場面では、オフにしておきましょう。
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いかがでしたでしょうか。
A.ランゲ&ゾーネ 「ツァイトベルク」
「機械式デジタル」とても革新的で独創的な時計ですよね。
それを実現させるランゲの技術力にも感動です。
人生の中で、一度はつけてみたい時計ですね。
以上、アストでした。