地味こそが洗練。服を着るならこんな感じで。大人っぽい服の着かた。色使い編

みなさんこんにちは、アストです。
今回は、前回に引き続き
地味こそが洗練。服を着るならこんな感じで。大人っぽい服の着かた。
をお送りします。
今回は、色使いの話をしたいと思います。
みなさん、服は好きですか?私は好きです。
服が好きだから、モテたいから、カッコいい(可愛い)自分が好きだから、自己表現の方法として。
ファッションを楽しむ動機は人それぞれだと思いますが、自分の好きな服を綺麗に着こなして街を歩くことは、非常に楽しくて良いことだと思っています。
その中でも今回は、「大人っぽい服の着かた」に関して、私アスト流のアプローチをご紹介したいと思います。
あくまでも私が思う「大人っぽいファッション」です。
1個人の意見として、みなさんのスタイルの中に取り込んでいただけたら幸いです。
今回は、大人っぽい色使いです。
前回のスタイリングの話同様、大人っぽい色使いにも基礎が存在すると私は考えています。
まずはこちらの画像をご覧下さい。
こちらは、色相心理学的に相手に与える印象度を、色の組み合わせごとにプロットした表です。
大人っぽい色使いとは、この表の中の「hard」な領域に寄せながらバランスを取ることだと私は考えています。
ここから私が導く基礎式はこうです。
白、黒、灰(モノトーン)
青系、茶系
の五つの色、私はこれらを絶対的ベース色と呼んでいますが、この中から2つ、3つチョイスして服装のベースを作ります。服装の作り方は前回ご紹介した通りです。スーツスタイルから何を引いて何を足すのか。これです。
そして、必要に応じて小物や靴、アクセサリー等で差し色を付けます。
これで完成です。
例えば、白シャツに黒パンツ。ここに濃いめの緑の靴で差し色が入れば、表中のモダン領域にある「シャープな」色使いになります。
他にも、濃いめのジーンズに白シャツ。ここに黒いジャケットを羽織れば、「りりしい」になるわけですね。この場合はベース色しかないので、印象が重い場合はシルバーアクセサリーのような光り物やブレスレット、靴なんかで色を差し入れるのが良いと思います。
私の町歩き用の服装です。
スーツスタイルからスラックスと革靴を引いて、濃いめのジーンズとスニーカーを足しています。
この服装ではまず、絶対的ベース色から灰と青系をチョイスしてベースを作った後、ボルドーのスニーカーで差し色しています。
結果、表中のダイナミック領域にある「行動的な」、もしくはゴージャス領域にある「円熟した」色使いに近い色味となりました。
この服装では、ベースは黒と茶系です。
全身黒でまとめて、茶色のストライプが入ったシャツを着ています。
これだけだと重すぎるので、ここにボルドーのストラップが着いた時計とシルバーのシグネットリングを差しています。
結果、表中のダンディ領域にある「格調のある」色使いになりました。
前回も紹介した服装ですが、こちらの場合、ベース色から白、黒、灰のモノトーン三色をチョイスして、腕時計のブレスレットを光り物として差しています。
結果、表中のモダン領域にある「合理的な」色使いになっています。
いかがでしたでしょうか。
私アストが考える、大人っぽい色使い。
基本は
ベース色で揃えて、小物で差す。
これだけです。簡単ですよね?
一見すると非常に地味な色使いなのですが、地味の中にある謙虚さや余裕、落ち着きこそが大人っぽさの真髄であると私は考えています。
主役は服ではなく、あくまでも自分自身。
落ち着きがあって目立たない服装なのに、どういうわけだか惹かれる。魅力的に見える。
そんな人間目指して、日々頑張りたいと思います。
以上、アストでした。
関連記事「服を着るならこんな感じで。アスト流、大人っぽい服の着かた。基礎編」