アスト時計探しの旅(ドレスウォッチ編)
皆さんこんにちは、アストです。
前回の「アスト時計探しの旅@銀座」に引き続き
今回はドレスウォッチ編です。
秋の時計購入に向けて、私注目のドレスウォッチを紹介したいと思います。
1本目は
ヴァシュロンコンスタンタン「パトリモニー」です。
袖にすっぽりと隠れる超薄型の40mmケース。
バーとパールの究極にシンプルなインデックス。
秒針すら廃した2針レイアウト。針の形状も全く飾り気がありません。
ムーブメントは手巻きで、全体を通して、時計としては最も格式高い様式になっています。
カラトラバと並んで時計の王様と言えるかと思います。
三大雲上ブランドの一角はやはり別次元の品格ですね。
続きまして、2本目は
ブレゲ「クラシック5157」です。
薄型38mmケース。
ギヨシェの施された文字盤とローマインデックス。
青焼きブルースティールの2針ブレゲ針。
ムーブメントは自動巻にになっており、実用性も高いです。
まさにブレゲと言った感じの意匠ですね。
基本的にはシンプルで格式高い印象ですが、ブルースティールやギヨシェによって華やかな印象を与えます。
飾りがあるので「パトリモニー」程の品格はありませんが、より豪華で華やかな印象を与えたい方にはとてもいいですね。
3本目は
グラスヒュッテオリジナル「パノリザーブ」です。
中心から左側にズレたオフセット文字盤、右側にはパワーリザーブとパノラマデイトがあります。
先ほどの2本程の品格はありませんが、遊び心のある非常に楽しい時計であると私は感じています。
オフセットされているためユニークな印象ではありますが、基本的にはスモールセコンド型3針デイトです。
インデックスもシンプルなバータイプ。
ケースは40mmで、手巻き式ムーブメントなので薄型です。
ただ、パノラマデイトが入っているため、先ほどの2本程の薄さはありません。
この時計の最も注目すべきは、ムーブメントの美しさです。
装飾付きダブルスワンネック緩急針、チラネジ付きテンプ、ブルースティールネジによる3点ねじ止めゴールドシャトン。
正直ステンレススティールのモデルに施される装飾じゃないですよ本当に!
グラスヒュッテオリジナルも知る人ぞ知る優良メーカーなので、ユニークな文字盤レイアウトももちろんのこと、美しいムーブメントと合わせて自分のこだわりをアピールしたい方にいいですね。
最後は
IWC 「ポルトギーゼ ハンドワインド エイトデイズ」です。
IWCの自社製手巻きムーブメントが搭載されたポルトギーゼの手巻きモデルです。
43mmケースで厚さは12mm。
八日間のパワーリザーブを備えた実用的なモデルです。
細長く伸びたリーフ針とアラビアインデックスで、ポルトギーゼの特徴的な意匠です。
6時位置にスモールセコンド、3時位置にデイト表示があり、標準的なスモールセコンド型3針デイトのレイアウトですね。
時計自体は非常に綺麗で視認性も良く、長いパワーリザーブは実用的。
どちらかというと庶民的でフレンドリーなドレスウォッチと言ったところでしょうか。
ただ
ドレスウォッチの割にやたら大きいケース。
手巻きなのに無駄に長いパワーリザーブ。
面白みの無いレイアウト。
ドレスウォッチ的な「品格」を求める場合は、少しつまらない時計かなと個人的には思いますね。
いかがでしたでしょうか。
以上が、現在私が注目しているドレスウォッチ達です。
やはりドレスウォッチはシンプルで格式高いのがいいですね。
以上、アストでした。